でこぼこパートナーbumpy

NPO法人発達凸凹サポーターてくてくが運営するでこぼこパートナーbumpy。bumpyは、大阪府大東市にある福祉施設です。bumpy(バンピー)とは(地面などが)でこぼこの、という意味です。でこぼこした道は歩きにくくても、支え合えば大丈夫という願いが込められています。

そんなbumpyが作る米粉クッキーのブランド名が“Om nom nom”です。その米粉クッキーの一つ、 “ノルマンディーの恋し”をご紹介します。

40年ほど前、子どものための料理絵本が発刊されました。今でこそ、おしゃれなレシピ本や動物を擬人化したキャラクターは当たり前になっていますが、当時は珍しいこと。絵本も料理も好きだった吉富さん(施設長)は、そのシリーズにすっかり夢中になり、買いそろえてもらいました。吉富さんが何度も作ったのが、「おかしもつくっていい?」の中の“ノルマンディーのこいし”クッキー。クッキー型はとても高価な時代でしたが、ノルマンディーのこいしは、型抜きも一切なし。粘土感覚でこねて、適当にちぎって丸めて焼いてという素朴なクッキーです。
でこぼこパートナーbumpyの利用者さんは、不器用さんが多く、生地づくりは出来ても、生地を均一に伸ばすなど成形は難しい方が大半。思い出したのが“ノルマンディーのこいし”。これなら、自由に成形してもらえる!と思ったそうです。
なぜ、”ノルマンディーのこいし”という名前なのか、その由来は本にはありませんが、1000年以上前に建設された修道院があることで知られるフランス・ノルマンディの小さな村、Lonlay l’Abbaye(ロンレイアベイ)で1964年に誕生したサブレブランド、アベイ。ここから出ているクッキーが、ノルマンディーバタークッキーというそうです。どうも、ここからノルマンディーの名前をとって、小石みたいにバラバラだから、ノルマンディーのこいしと名付けたのでは?と推察しているそうです。

さらに、ノルマンディーの恋しには、フランス ノルマンディー地方でのびのび育まれた乳牛のミルクで作られたイズニー チャーニング発酵バターのみを使用したプレミアムクッキーもございます。

https://bumpy.work/

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。