「モノを売るだけではない、ストーリーが乗っているモノ、”最適な価値体験(コト)”の提供」
今回は、社会生活や社会の様々なシーンに深く思いを致し、多くの人が社会のいろんな活動に向き合える場や空間を作る、という理念・哲学をお持ちの「場のプロデユース」という事業の会社、株式会社Yuinchuさんにsweet heart projectのお菓子を活用いただいた事例を報告です。(「場のプロデュース」=場の担い手に寄り添い、場をつくり動かすためのサービスやコンテンツを 「装置」として場に導入することで、多様な接点を生む「コミュニケーションスポット」をつくります。 株式会社Yuinchu HPより https://yuinchu.com/)
場所は東京の文化の拠点の一つとして有名な渋谷区初台。新国立劇場や東京オペラシティのすぐ近くのカフェ「SWITCH STAND HATSUDAI」。



このスマートでとてもおしゃれカフェは、様々な空間プロデュースやコンセプト事業などを手がける株式会社Yuinchu さんが、ビルオーナー関係のパートーナーさんとともに初台で運営しているカフェです。
そして今回(2023年6月に)2週間、sweet heart project とこのカフェがコラボしました!



ドリンク1杯をご購入につきsweet heat projectの焼き菓子付きストーリーカードを配布するキャンペーンを行いました!
いや、キャンペーンという言葉より、”明確なコンセプトを持ったイベント“とでもいうべきものだったのです。
「“この障がい者の人たちのお菓子作り支援のプロジェクトをもっと教えてください”、“カップの絵がかわいいし、お菓子もおいしいから、また必ず来ます!”といった反響はとても多かったんです」
株式会社Yuinchuで、今回のこのカフェとsweet heart projectのコラボを企画した、プランナーの小倉巳奈さんは、今回のsweet heart project とのコラボの意味を「単に焼き菓子を配布することが目的ではなく、projectの背景や焼き菓子を作る施設さんの想いも載せてお届けすることで、projectに共感していただけるようなきっかけづくりを設計しました。カフェオペレーションの中に普段とは違うコンテンツを盛り込むことでお客さまとのコミュニケーションも豊かになり、自然な流れの中でsweet heart projectさんを知っていただけるような時間を提供できたのではないかと思います。」と語ってくれました。
もともと、この「SWITCH STAND」のカフェの狙い、そしてコンセプトは、このカフェでの、お客さんはじめこの場(カフェ)を訪れた多くの人の間に“新たな発見”や“新たな出会い”、そして”何かを伝えること“”何かコミュニケーション“などが生まれること、ですが、「いわゆる”モノ消費“とは異なる、”コト消費“、”コトが何かを人に広め、コミュニケーションを自然に創出していく”という場を生み出す、というもので、その面でも、今回の障がい者の方のお菓子作り支援のsweet heart project とのコラボはとてもいい一つの成功例です」と、小倉さんから重ねて意義を熱く説明いただきました。

今回のこのキャンペーン、ドリンク1杯についてくる、sweet heart project 参加の秋田県の福祉施設「どんぐりの森工房(飯田川つくし苑)」の障がい者の方々が作るクッキー、1個1個をていねいに小さなポリ袋に入れ、そして名刺サイズの見開きのかわいい説明書「やさしい時間 sweet heart project」と書かれた紙と一緒に、すべてのカフェのお客さんにプレゼントされました。その1つ1つの準備にも、今回のカフェとのコラボの運営スタッフの方々の、sweet heart project への深いご理解と、静かな、でも強い熱意をとても感じました。

このカフェとのコラボ、実はその発想の最初は、sweet heart projectの東光篤子代表が、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔先生のゼミで行った講演を聞いていた学生で、(株)Yuinchu でインターンをしていた小川佑菜さんという方が「sweet heart project の活動は素晴らしいし、お菓子も美味しい」とプランナーの小倉巳奈さんに伝えたことが最初でした。
活動の意義を”素晴らしい“と言っていただき、そのことが人から人に伝わり、さらに、社会の様々な活動に思いを致す”コト“を大事にするイベントプランの事業の理念に合致し、実現にまで発展していったこと、このことは、まさに”障がい者の方々のお菓子作りを、多くの人の”やさしい時間“の気持ちと情熱がつながっていくことで支えていく”という、sweet heart project の活動の本旨、とも言えることなのです。
今回のカフェとのコラボの取材は、sweet heart project の活動の様々な展開の可能性と、多くの方のご理解や支援がさらに広がっていくことを実際に目の当たりにした、とても価値ある貴重なことでした。
※ 今回のキャンペーンで用いたアート作品は一般社団法人AOAartからご提供をいただいたものです。AOAartは、Autistic or Artistic?=自閉症か、アートか? 若いアーティストたちが自閉症の人たちの創るアートに触れた時の感動から生まれたこの問いを原点に世界各地の仲間とともに自閉症の人たちのアート活動を支援しています。

sweet heart project 実行委員
(元フジテレビ報道局経済部長、解説委員)